【フースーヤ】ITな関西人おしゃれSNAP【祝！ytv漫才新人賞決定戦 第14代王者】

【田中】チャールズジェフリーのニット帽、ユーロ古着のシャツ、古着のサンローランのネクタイ、古着のアールディーズのアウター、NUGUで買ったデニム、ティンバーランドの靴、ファミマのパンツ、ヒートテックのタイツ（以上すべて本人私服）

【谷口】中に着たユニクロのヒートテック、ABC-MARTで買ったアディダスオリジナルスのジャケット、GUのスウェット、アディダスのジャージ、ユニクロのソックス、アディダスのスーパースター（以上すべて本人私服）

谷口「まぁでもなかなか着れない服っすよ」
田中「一見難しそうですけど、シャツにネクタイしてコート着てるだけなんで、難しい着こなしはまったくしてない。簡単な組み合わせやけど、ひとつひとつにこだわるってだけなんで、マネしやすいファッションではあると思います」
谷口「絶対マネできへんけどな。僕は、イチオシはこの中に着てるヒートテックっていう、これ一応箱に入ってる一番高いやつ 2990円くらいですかね？ ほぼアウターくらいの価格のやつを、ユニクロさんの限定価格1990円のときに狙う、というので。どんな高級なアウターもブランドも、服は箱に入らないんで、普通。箱から出したんだっていうプライドを持って」
―― やっぱプライドって各々違うもんですね！
谷口「ボックスヒューマンとしてのプライドがあるんで」
田中「ボックスヒューマンってなんやねん。箱の人って。生き物ちゃうわ」
谷口「あとは、アウターは年始に、福岡の劇場の合間に“正月や！ 買うたれ！”って買ったアディダスです。下は、中学のときにお母さんに買ってもらったアディダスのジャージです。アディダスオリジナルスじゃない、スポーツのほう。パーカはGUのウィメンズなんですけどそんなん関係なく、カーヴィーが可愛いなと思って。僕こそがLGBTなんやなって。時代の最先端」
―― まさにmini！ ジェンダーフリーファッション！
谷口「ジェンダーフリーです！」
田中「そうですかー？」
谷口「僕がジェンダーの一番前を走ってるので皆さんぜひついてきてほしい」
田中「嘘つけぇ」
谷口「そんなかんじで、自分には似合わず、アディダスで全身統一してしまいました。アウターのポケットは、ちょっとナナメになってて使いにくいなってずっと思ってます」
田中「スタイリッシュやけどね」
――ポケットちょっと上すぎます？
谷口「そうなんですよ。切符とか入れるくらいしか」
田中「チケットね」
谷口「チケットは俺に任せろ」
田中「LGBTT！ TはチケットのT。チケットヒューマンとして。ただのもぎりやん」

PROFILE
高校の同級生で、2016年結成。「よいしょ！」の掛け声が印象的なネタで話題を呼ぶ。2023年、よしもと漫才劇場を拠点とする3組で、サンテレビ『カベポスター・天才ピアニスト・フースーヤのワチャラチャ忍忍』がスタート。2024年、「NHK上方漫才コンテスト」で優勝。

photography_TATSUYA MARUTANI

2025年mini3月号より

Editor

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