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【miniかずそた号】THE RAMPAGE川村壱馬「己の手の届くところから世界変えていく」【零】

【miniかずそた号】THERAMPAGE川村壱馬「己の手の届くところから世界変えていく」【零】

2/12売り「mini 3月号増刊 川村壱馬×中島颯太 SPECIAL EDITION」はもうチェックしていただけましたか? mini WEBでは、1万8千字超えのロングインタビューから一部抜粋してお届けします。

――壱馬くんは「零」としてソロデビューということで。
颯太「おめでとうございます!」
壱馬「ありがとうございます! アニメのタイアップをいただいている曲もあるんですが、もう一曲、ヒップホップの『Delete』という楽曲を、ちょうど一昨日から今日にかけて声入れしました。一発目の作品なのでマジで妥協したくなくて、(リリックに)だいぶ時間かかって、締め切りも延ばしてもらいながら。最初はテーマすらも出てこないみたいな。リリックに取りかかる前に、どういうテーマで、でも俺はこう思ってて……って、いろいろありすぎて集約ができなかったんですよ。いろんな仕事もあるし。で、やっとばって出てき始めて、ちょっとずつ、何か月かかかって、やっと一昨日朝書き終わって、昼にレコーディング」
颯太「ギリギリ……!」
壱馬「ラップでっていうのは、自分の性に合ってるっていうのももちろんそうなんですけど、いろいろ伝えたいことがあって。一旦その曲に込めた思いとしては、誠実な人間、普通の人が救われるというか、正直者が馬鹿を見る世の中を変えるというか。そういう人たちは間違ってないんやでっていうこと。逆に、世の中に蔓延ってる悪に対して、お前それで大丈夫か?っていう思いを込めたラップ曲になってます。この世の中の富、名声、権力とか、欺瞞とか、傲慢、嘘、色欲、誹謗中傷とかも、そういうのいっぱいばーってあげて、この世の中どうなってる?っていうのを、英語で書いたりして。もう言い出したらきりないんですけど、世の中に一石投じる……みたいな感じで書いたラップです」
―― ランペではできないというか、ランペでやるのとはまた全然違う……?
壱馬「ランペの方がマイルドだけど、やってたはやってたっすね。『100degrees』とかでも、けっこうヘイターに向けて」
―― ソロだと、より色濃く自分が言いたいこととかを言える。
壱馬「そうですね、完全にがっつり言える」
―― 何度か取材させていただいて、もっとヒップホップやりたいんやろうなって思ってたんで、ソロの話を聞いて、ついに!って。
壱馬「9割ラップで考えてます。たとえばアニメの方の楽曲も今回ちょいラップ入ってるけど、どっちかっていうと、ヒップホップとまではいかないじゃないですか。要素はありつつも。でも、タイアップはありがたいから、たとえばそういうときに渾身のバラードやるとかね。そんなんは機会があればいつかやりたいなと思ってます。けど、9割ラップで考えてます。だから、聴いてて全部気持ちのいいものにはならないと思ってるんですよ。性格とか思想を言うって。だから、受け取ってもらえるときに、受け取ってほしい。とにかく刺さる人に刺さったらいい。目的が、己の手の届くところから世界変えていくっていう、そのためにアーティストやってるんで。それでしかないんで、むしろ。だから、とにかく好きなときに聴いてほしいし、合わなければ聴かなくていいし、っていうスタンスで、これからずっとソロをやっていくっていうかんじです」

中に着たユニホームトップス¥26,400/BAL、ジャケット¥79,200、パンツ¥47,300、中指リング¥35,200、小指リング¥33,000/すべてフミト ガンリュウ(フォース K.K) 、ベルト¥31,900/ディーゼル(ディーゼル ジャパン)、ピアス¥16,500 /L.A.H.(ヴァンドームヤマダ)、スニーカー¥44,000/ヨーク(HEMT PR)

photography_MELON [ TRON ]
styling_MIKA ITO
hair&make-up_YUNA OYA [ kind ]

2025年mini3月号増刊
川村壱馬×中島颯太SPECIAL EDITIONより

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