【THE JET BOY BANGERZ】YUHI・KOTA・NOSUKE・SHIGETORA・AOIにスペシャルインタビュー【祝♡THE DANCE DAY 優勝】

――ドラマ主題歌『まさか泣くとは思わなかった』が5月28日リリース。楽曲について、ボーカルとパフォーマーそれぞれの視点から教えてください！
YUHI「EXILEさんの魂がこもった王道バラードをついに歌わせていただける、真骨頂を歌でもみせたい、と気合いが入りました。僕はAメロやサビなど“曲の顔”を担当しているので、自分の持ち味を出しつつ、何度もリリックを読み込んで曲を理解しようと努めました。小竹さんの歌詞は読むほどに味わいが深まります。恋愛ではないけれど、自分の経験と重ねて気持ちを込めて歌いました」
NOSUKE「僕は90年代前半を感じさせるようなメロディーやサウンドがすごく好きなんです。聴いたときに“これは踊りやすそうだな”と思いましたし、ボーカルの3人の声質とすごく合っていて、僕らの振り付けやパフォーマンスの雰囲気ともドンピシャに合う楽曲だなと思いました」
――NOSUKEさんは、TJBBのボーカル3人の歌声が大好きと公言されていますよね。
NOSUKE「そうですね。取材では毎回言うようにしてるんですよ」
AOI「“言うようにしてる”って（笑）。ビジネス感ある（笑）」
NOSUKE「（笑）。いや、本当に好きなんです」
SHIGETORA「さっきの流れで言うと、何でもビジネスっぽく聞こえる（笑）」
AOI「僕は普段からバラードが大好きでよく聴いてるんですが、この『まさか泣くとは思わなかった』は、EXILEさんの王道バラードと三代目 J SOUL BROTHERSさんのバラードの良いところが合わさっていて、一発で大好きになりました。TJBBのバラード曲の中でも今いちばん好きです。踊っていても気持ちよくて、たくさんの人に届いてほしいです」
SHIGETORA「シンプルだけど、聴いた瞬間に“うわ、来た”って思いました。踊っても聴いても気持ちいいし、ファンの方にもきっと気に入ってもらえる楽曲だと思います」
KOTA「僕は昔からこういう曲調が好きで、ずっと聴いてきたし歌ってもきました。特にサビ前のパートは感情が盛り上がる部分で、愛を叫ぶような、男の切なさがこもった歌詞をありのままの気持ちで表現しました」
――ボーカル3人で歌について話し合うことはありますか？
YUHI「バラードのときは特に毎回話し合っています。今回の曲は難しい面もあったけど、自分にはなじみのあるテイストだったので、技術的な視点からも積極的に意見を伝えるようにしました」
――YUHIさんは録音や歌割りなど楽曲面でTJBBを引っ張っている印象があります。ご自身でもその意識は？
YUHI「はい。『まさ泣く』や、収録曲の『Attention』や『Hot Summer』もまず自分で一旦歌割りを考えるようにしています。誰の声がどのパートに合うか、どこにボーカルがきて、どこにパフォーマーがくるか、バランスを意識しながら、メンバーそれぞれの声の特性を理解している自信がある。パフォーマンス面はパフォーマーが引っ張ってくれているので、音楽面ではボーカルが、中でも自分が率先して引っ張っていきたいと思っています」

――“思い出すと涙が出ちゃう”or“まさか……〇〇〇だった”エピソードを教えてください。

YUHI「涙が出ちゃうようなエピソード……僕はありますね。趣味が料理なんですけど、玉ねぎに本当に弱くて……」
SHIGETORA「絶対それ言うと思った（笑）」
YUHI「（小声で）うるさいよ（笑）。……あまりに目にしみるから、サングラスをかけてみじん切りしてました」
KOTA「真面目な話だと、去年10月に大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた『LDH LIVE-EXPO 2024』ですね。スタジアムの景色や、EXILE TRIBEの先輩方との共演、『Love, Dream & Happiness』でそのステージに自分たちも立っているって実感した瞬間、一番涙が出ました。昔からLDHに入りたくて、ずっと夢見てきて、本当にその一員になれたんだっていう実感がそこで改めて沸いてすごく泣きました」
AOI「僕は“驚きすぎて泣いた”ことがあって。小学校4、5年生のとき、BIGBANGさんのライブを観に行ったんですけど、席がまさかのアリーナど真ん中の最前列で。うれしすぎてお母さんに電話して泣きながら『一列目だった！』って（笑）。全身赤のSOLさんカラーで行ったら、アンコールでグッズを投げてくれて、それは今でも家宝です」
KOTA「すげえ……それはやばい！」
NOSUKE「初耳なんだけど！」
AOI「えっ、結構話してるつもりだったんですけど（笑）。あれはほんとに一生忘れないです」
NOSUKE「じゃあ俺も話しちゃっていいですか？」
KOTA「お、SHIGE（SHIGETORA）が締めだ（笑）」
SHIGETORA「ちょっと待って……やばいな……」
YUHI「SHIGE、今すごい考えてる（笑）」
NOSUKE「去年の桜の時季にうちのボーカルAERONと目黒川を歩いてたんですね。そしたら前から圧倒的なオーラの人がSP連れて歩いて来て、よく見たらなんとファレル・ウィリアムス！ 死ぬまでに一度は会いたい人だったので、テンション上がりすぎて“ピクチャーOK？”って連呼していたら、SPに止められて、ファレル本人には“ウーフン？”みたいな顔されて（笑）。その直後、大食い企画で2キロのご飯食べることになって気持ち悪くなった、“まさかファレルに会った後に大食いする日が来るとは思わなかった”っていう、喜怒哀楽が爆発した1日でした」
一同「おぉー！」
KOTA「いいエピソードですね～！」
YUHI「さあ、SHIGEの番！」
SHIGETORA「……ちょっと、本当にずっと考えてたんですけど……」
AOI「多分NOSUKEくんの話、頭に入ってなかったよね（笑）」
NOSUKE「彼（SHIGETORA）は一番面白いからね」
SHIGETORA「マジで、何もないっていうか……（沈黙）」
一同「（笑）」
SHIGETORA「これは全然面白い話じゃなくて、結構真面目な話なんですけど。最近アクロバットやブレイキンの練習をしていて、けっこう体に負荷がかかるジャンルなんです。毎日コツコツ続けて、筋肉もついてきたなと感じてた頃、ずっと憧れてた難しい技に初挑戦したら、まさかの一発でできちゃうっていうエピソードがあって、過去イチぐらいで自分が喜びましたっていう……」
一同「……」
SHIGETORA「いや、こういう面白くない話なんですけど……」
一同「いや、いいエピだよ！」
NOSUKE「“全員高笑い”って書いといてください（笑）」
YUHI「（笑）ってしてもらえると。でも、SHIGEの努力が報われたっていう、最高のエピソードですよね」

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