【尾上右近&松田元太②】映画『ライオン・キング:ムファサ』12/20(金)公開
『ライオン・キング』の主人公・シンバの父ムファサと、かつては“タカ”と呼ばれたヴィランの弟スカー。孤児ムファサを偉大な王にした、知られざる若き日の兄弟の絆と、そこに隠された秘密とは? ムファサの若き日の物語を「超実写プレミアム吹替版」として日本で公開!
ムファサの吹替えを担当する、歌舞伎界のエースにして俳優としても活動の場を広げている尾上右近さん、タカの吹替えを担当する、日本にとどまらず海外でも活躍する人気グループTravis Japanの松田元太さんに突撃インタビュー!!!
自分を動物に例えてもらったら、ライオンとは程遠い可愛らしい二人組に!? 最近降りかかった「あれはピンチだったな」思うトラブルが意外過ぎてインタビュー現場は爆笑の渦に……!!!
――右近さんはムファサ、松田さんはタカ、それぞれ演じた役との共通点は?
元太「『単純な人だね』ってよく言われるので、単純さかな。タカはいろんな意味で、真っ直ぐ受け止めてすぐぶつかって行く。遠回しにせず思ったことを伝えたり、行動に移したり、そこを僕はカッコいいなって思います。一方で可愛さもあって、改めて好きになるキャラクターです。スカーになっていく瞬間っていうのは、僕自身にはありそうでまだないです。タカを好きだからこそ、そうなるしかなかったのかと悲しい気持ちになりつつ、腹を括ったんだなって強い決意を感じて尊敬するところもあって。自分だったら耐えられないなと思います」
右近「求められている姿を演じようとする存在、という意味では似ているのかなと思います。ただ、ムファサは“王になりたい”と思って王になったわけでなく、みんなのためになったけれど、僕は“歌舞伎界の王になりたい”とはっきり思っているのでそこは違うかもしれない。歌舞伎が好きだし、歌舞伎界のためを思って、という意味では共通していますけど」
――動物たちの王国「プライドランド」にはさまざまな動物が生きていますが、自分自身を動物に例えるなら?
右近「仕事柄、眉毛を剃ることがあるんですね。普通、眉毛を剃ると怖く見えるものなんですけど、僕はわりとそうではなくてゴールデンレトリバーに似てるとよく言われます。性格も結構、人懐っこくて、支配されたい欲もあるので、ゴールデンレトリバー寄りかなあなんて」
元太「え、支配されたいってドMってことですか?(笑)」
右近「ドMだよー、役者なんて。役者業ってものがそもそも皆さんにお膳立てしてもらったうえで演じることだから、支配(お膳立て)されて安心したところで、それに見合うだけの演技をするっていう。だから支配されたい気持ちは常にあります」
元太「僕はリスですね。可愛さは一旦置いといてください(笑)。アメリカ留学していたとき、毎朝ベランダにリスが食事をしに集まってきてたんですよ! ディズニープリンセスの世界です、まさに。それでリスをずっと見てたら、何も考えずに絶対食べられない量を頬にバーッて詰め込んで寝ころんだりとか、走り出すけど何もせずまた同じところに戻って来る動きをしたり。すごい速さでキョロキョロ周りを見渡しているけど、たぶん見てる風で何も情報入ってない感じ。単純でおバカなんだろうなーと思って、で、僕に似てるなと(笑)」
――松田さんも目的なくちょこまか動きがちなんですか?
元太「うろうろしますね。あとグループ内だと、メンバーの松倉(海斗)とチップとデールみたいなペアだねって言われることがよくあって、意識してリスとの共通点を探しているところもあると思います」
――お二人ともライオン役ですけど、実際はゴールデンレトリバーとリス、可愛いですね♡
右近「両方ともすぐ触れ合えちゃいますね(笑)」
――『ライオン・キング』にかけて、ご自身を「●●キング」と称するなら?
右近「世界は広いですから、歌舞伎界に限定させてもらうと“歌舞伎界のカレーキング”ですかね。毎日でも食べることもあれば、一日に3食4食カレーのこともあるし。同じ味でも楽しめるけど、カレーはバリエーションが幅広いので飽きないんですよね」
元太「“靴並べキング”です。なんか靴だけは並べるの好きなんですよ。僕の通っていた小学校では靴並べ係っていうのがあって、みんなが給食食べてる間に、僕が全校生徒の靴を並べるんです」
右近「え、ごめんなさい。ドMなの?(笑)」
元太「バレました(笑)? 小学生のときは、校長先生から靴並べ賞ももらったんです! 今でも、実家にいるときもひとり暮らしのときも玄関で靴をぴたっとキレイに並べるのが好きなんです」
Editor
mini編集部
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